野菜づくり

家庭菜園初心者が陥りがちな失敗3選

 

こんにちは、Moiです。

 

何だかブログによくありそうなタイトルをつけましたが、

単に去年(2019年)私が失敗したことの中で、家庭菜園初心者が頭に入れておいて損がなさそうなこと3つのご紹介です。

当然、家庭菜園経験者には「当然でしょ?」と思われる内容です。

ただ、私、失敗のプロを自認させてもらってるんで(照)。

大抵のおバカな失敗は通らせていただいています。

今回のもバッチリ全て経験済みです。経験者として語れます。

家庭菜園でやってはいけない3選

水をあげすぎる

肥料をあげすぎる

一度にたくさん種まきしすぎる

はい、このしすぎる三本です。赤線引いてください。テストにでます。

細かい失敗を上げていくと、死ぬほどあるので、まずは他の初心者さんたちもやってしまいそうな代表的なものだけです。

 

では少し深掘りを。


❶水をあげすぎてはいけません

とは言っても、露地栽培(畑)の場合の話です。

プランターの場合は、毎朝土の状態を見て、乾いていそうであればお水をあげた方が良いかと思います。

畑の場合は、たとえ表面が乾いていようと、その下に乾いていない水分を含んだ土がたくさんあるのです。

なので、毎朝は不要です。私の場合は、基本3日に1回。その間に雨が降ったらそれを1回とカウントします。そのサイクルに関係なく、天気予報をみて、カンカン照りで乾燥しそうであればその日の朝にあげます。

ただし、種まきしたては水分が多めに必要な時期なので、毎朝あげても良いようです。

もし畑にマルチを引いていれば、なおのこと土の水分が逃げないような仕組みになっているので、たまにふる雨で十分で、水やりはほぼ不要のようです。(雨が1週間とか降らなければあげましょう。)

 

水を与えすぎることのデメリット

  • 土に水分量が多い状態が続くと、空気層がなくなり根が呼吸できない。
  • 土に雑菌が繁殖しやすくなる。
  • 成長過程の苗の場合、土の中で根を広く深く伸ばすべきだが、それは土の中の水分を求めて伸びる。すでに土の中の水分量が多い状態だと、浅い根しかのびず、ヒョロヒョロの苗になる。

 

❷肥料をあげすぎてはいけません

これは、よく調べもせずに闇雲にあげるのやめましょうね、ということです。

巷のホームセンターには、本当にたくさんの肥料が売っていて、この野菜にこれを撒いとけば完璧!みたいな個別の野菜に特化したものもたくさんあります。

何だか、ちょっと自分の食べる野菜育てたいだけなのに、キリがないですよね;

 

まず言えるのは、自分の畑の性質がわからないうちは、とりあえず土の性質を知る意味でも、種とお水だけでやってみては、ということです。

 

だって農家じゃないんだし、キレイな見た目の野菜じゃなくてもいいわけだし。

 

前のブログでも挙げましたが、多くの家庭菜園本で苦土石灰を撒けと書いているから撒いたら畑の土がカッチカチになったのが良い例です。

実があまり大きくならないなぁ、とか問題が生じたそのとき、肥料を検討しても良いと思います。

そして、肥料を上げる場合は、いつどの野菜にあげたのかしっかり把握すること。

肥料には適切な量とタイミングがあるのに(もちろん自分の畑にとって)、それがわからなくなってしまいます。効果も計れなくなります。記録、大事。

 

1度にたくさん種まきしてはいけません

 

まぁ、いけないってことはないんでしょうけども。

単純に、同じタイミングで同じ野菜が大量にできてしまうわけで、ちょうど良い生育具合の野菜を、美味しく食べられる期間内に食べきれなくなってしまいますよ、という話です。

農家じゃないので、自分の家族が一度に欲しがる量を勘案してまくべきです。

2週間くらい空けてから撒いたら、うまくいけば前の収穫物を食べ終わった頃に次のが採れる感じになるかと思います。

気持ちはめっちゃわかります。

スペースがあると人は埋めたくなるんですよね。

売っている種って撒き切れないくらい大量に入っているし。

えーーいって撒いちゃいたい気持ちとぜひ戦ってください。

 

Moi‘s失敗談

 

昨年の私は、とにかく毎朝行ってはせっせとお水をあげていました。

マルチをしているところも含めて。

なぜなら、家庭菜園ちゃんとやってるよ感が欲しかったからです。

実際は、憧れの家庭菜園を始めたは良いけど、他のことで忙しくしてしまいあまり手をかけてあげられず、本も買わずネット検索もほとんどせず適当に植えている状態。

時間が取れる朝に、せめても、

枯れないようにお水はちゃんとあげるからね

という気持ちであげていました。

数々失敗をしているので、水をあげすぎたことだけの結果ではないと思いますが、苗から買ったオクラは実がならなかったし、ほうれん草もきちんと育ったの6分の1だけ。トマトなど他の野菜も、採れたもののなんとなく生育が悪かったです。

また、無計画にちょこちょこ肥料をあげていました。

いつどれくらいあげたのかを記録していなかったので、あげた量を把握できず、効果があったのか、畑との相性はどうだったのか、わからずじまい

これでは翌年以降に何も活かせないですよね。

あとは、とにかく種をいっぺんに撒きました。

結果は想像できるかと思いますが、地獄のように毎日人参を食べる羽目になったり、春菊ばかりとれて、収穫から目を背けているうちにいつの間にか日立の樹ばりに巨大化したり、採ったものを冷蔵庫で放置して腐らせてしまったりしました。

最終的に燃えるゴミの袋に入れる時の気持ちと言ったら

あぁ思い出しても悲しくなる。

余談ですが、私の超ずぼら農法でもたくましくどんどん育ったのは、人参、春菊、きゅうり、バジル、唐辛子、イタリアンパセリ。

この子たちは、よほどひどい環境下じゃない限り育つ、超初心者向け野菜なんだと思います。

 

何度もしつこく書きますが、上記はあくまで私調べです。

今年の野菜作りは上記を肝に銘じて作る予定ですが、そこでちょっと違うなと感じたことは、随時訂正していきますね。

 

それでは、みなさま、よき菜園ライフを!

 

Moi

 

-野菜づくり
-,

Copyright© はじめての菜園生活 in北海道 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.